マンU、ベンフィカのポルトガル代表FWに関心か…今季公式戦で既に8ゴール

写真拡大

 マンチェスター・Uがベンフィカ所属のポルトガル代表FWゴンサロ・ラモスに関心を寄せているようだ。20日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 今夏の移籍市場でブラジル代表FWアントニーや同代表MFカゼミーロ、アルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスなどの即戦力を獲得したマンチェスター・U。大型補強の影響もあってか、現在チームはプレミアリーグで4連勝中と好調を維持している。しかし、チームを率いるエリック・テン・ハフ監督はさらなる新戦力獲得を希望しているようだ。

 報道によると、同監督は冬の移籍市場でのFWの獲得を熱望しているという。背景には、今夏の退団が度々噂されたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの去就が依然として不透明になっていることや、フランス代表FWアントニー・マルシャルやイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの負傷離脱に伴い、現在FWの戦力が不足していることがあるとされている。

 そんな中、この度マンチェスター・Uの獲得候補として名前が挙がったのがベンフィカで活躍中のG・ラモスだ。ベンフィカの下部組織出身の同選手は2020年10月にトップチームに昇格。同クラブでここまで公式戦77試合に出場し22ゴール9アシストを記録している。今季はすでに公式戦12試合に出場。8ゴール5アシストを記録する活躍を見せている。パフォーマンスが評価され、20日にポルトガル代表への追加招集が発表された。

 マンチェスター・U側はすでにG・ラモスの代理人と接触し、交渉を行なっている模様だ。なお、ベンフィカは同選手の移籍金として2500万ポンド(約41億円)以上を要求しているという。マンチェスター・U側は今後も来年1月の冬の移籍市場に向けて調整を進めていくと見られている。