50代、さすが大人!のおしゃれスタイル。「古着は全身に1点だけ」がコツ
街ゆくおしゃれさんのファッションを、すてきなイラストで分析する「東京おしゃれ図鑑」。今回の舞台は、「カルチャーもグルメも楽しめる街・下北沢」。描くのは、旬なファッションやメイクのイラストがインスタで20万人のフォロワーに愛されているヤベミユキさんです。
古着上手なおしゃれさん多し!下北沢<東京おしゃれ図鑑vol.11>
多くの雑貨店や古着店が軒を連ね、ギャラリーや劇場も多く、アートや文化の発信地にもなっている下北沢。
最近では開発が進み、注目のポップアップやおしゃれなカフェなども楽しめるようになってきました。
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8月下旬
最低気温 24℃ 最高気温 33℃
晴れ
真夏の暑さだったこの日は、ヴィンテージのワンピースやTシャツなど、夏の古着コーデを楽しむ人々が行き交っていました。
50代、古着Tをきれいにまとめる大人の古着スタイル
下北沢駅周辺ですれ違ったのが、古着のグラフィックTにモノグラムバッグを合わせた50代の方。
古着は一点にとどめ、ボルドーのスラックスやモノグラムバッグなど、その他のアイテムをきれいめ要素のものでまとめていて、まさに大人の古着スタイル。Tシャツはジャストサイズをチョイスするところも参考になります。
ショートヘアの髪色がほんのり赤ピンクなところも、パンツとリンクしていてキュートでした。
●メンズの大きめTシャツはキャミワンピと重ねて
古着Tは世代問わず人気で何人か見かけましたが、メンズのTシャツをキャミソールワンピとレイヤードしている20代のおしゃれさんも目を惹きました。
ブルーのハイライトが効いたボブヘアに、背中にはギターケースが。ライブハウスが多い下北沢、楽器を担ぐ人が多くいました。
30代、ガーリーなワンピを着崩すバッグとサンダル使い
下北沢商店街を散策中にすれ違ったのが、ガーリーなコットンワンピースをアートなアニマルバッグで着崩す30代のおしゃれさん。
柄ワンピではなく潔いほどの白のワンピースはギャザーがたっぷりで、そこにナチュラルなロングヘアが風に揺れて、とてもかわいかったです。
足元はトレンドの厚底サンダル。メッシュのレトロなフリルソックスもポイントになっていました。
●散歩中に偶然出合ったMIUMIUのワンピを即買い!
古着屋さんが多く立ち並ぶ下北沢。駅を降りた瞬間から古着の香りが漂い、なんだか懐かしい気持ちになります。
気をよくしてふらりと散歩をしていると、出合ってしまったのがドンピシャのワンピース。
昔のMIUMIUの(洋服の部分ではなく)シミーズだそうで、ほのかな透け感が手持ちのアイテムとのレイヤードも楽しめます。
デザインもサイズもシンデレラフィットし過ぎて、まったくお買い物をするつもりはなかったのに次の瞬間お財布を持ってレジにいました。
思わぬ出合い。思わぬ出費に泣き笑いしまがら、これもまた下北沢の醍醐味なのです。
次回の「東京おしゃれ図鑑」もお楽しみに。
※「東京おしゃれ図鑑」は街ゆく人のファッションをヒントに独自のアレンジを加えて掲載しております。