46歳・奇跡の美容家が「朝ベッドで必ずやっている」こと
3人の男の子を育てながら美しさを日々更新している神崎恵さん。そんな神崎さんのキレイの秘密をご紹介! 今回は、悩みごとの解決方法について教えてもらいました。
悩むことは「チャンス」!ステップアップのきっかけに
私の朝は、ベッドで悩みごとをカウントすることから始まります。「今、抱えている悩みごとはなんだっけ?」と指折り数えたら、次は「じゃあ、この悩みを解決するためにはなにをすればいい?」と考える。このとき、頭のなかに書き出した項目が今日の私のすべきこと。仕事や家事の合間にあれをやろう、これをやろう…と1日の行動を組み立てるところまでが、何十年も続いている朝の日課なんです。私の日常は悩みごとに合わせて進んでいる、といっても過言ではないのかも(笑)。
●悩むのはひと晩だけ。解決することで、自分への信頼感が生まれる
うじうじ悩んだり、落ち込んだりももちろんしますよ。でもそれはひと晩だけ。翌日にはスイッチをきり替えて、悩みを解決する方法を考えるんです。大人になる前には、すでにこんな思考回路ができ上がっていたように思います。きっといろいろな悩みや問題にぶつかるなかで、身をもって学んだんでしょうね。落ち込んでいるだけじゃなにも解決しないし、そこからどう動いていくかでその先の道が変わるんだって。
そうやって悩みごとをひとつひとつクリアしていくたびに、少しずつ心に体力がついていることを実感しています。自分への信頼感も芽生えるから、新しい悩みが出てきても「今まで乗り越えてこれたんだから、次もまた、できるはず」と思えるんですよね。たとえクリアできなかったとしても、その経験はいいトレーニングになっているはずです。
●自分ごととして考えないように気をつける
悩みの解決方法を考えるときにひとつだけ気をつけているのは、自分ごととして考えないこと。でないと、「時間がないから」とか、「仕事があるから」と理由をつけて、“できない方向”にもっていってしまうから。まずはシンプルに、客観的に考えるように心がけています。
悩むことは、チャンス! 私をステップアップさせてくれる課題であり、燃料のようなものだと思っています。
●悩んだとき、力強く歩む女性たちの言葉に勇気がもらえる一冊
「自分の意志で“なにか”を始めた女性たちの声を集めた本には、ヒントになる言葉がいっぱい」。料理研究家やイラストレーター、ブロガーなど、さまざまな仕事で活躍中の112人の生き方を紹介。
・書籍『自分で「始めた」女たち「好き」を仕事にするための最良のアドバイス&インスピレーション』グレース・ボニー著 月谷真紀訳 ¥2200(海と月社刊)