大きな家具の処分は、少しでも元気なうちに終えるのがコツ! 子ども部屋の片づけを進めているカウンセラー・エッセイストの若松美穂さんが教えてくれました。

家具は一度に処分!電動ドライバーと金づちで救われた

二女の学生生活が終わるのを機に、子ども部屋を片づけたときのこと。

【写真】しっかり組み立てた家具の解体には電動ドライバーが必須

私は何度も家の片づけをしていますが、片づけは「こうしよう」と思っても、そのときの状況や家族の意見で変わることがあります。わが家もその都度、皆の意見を取り入れて臨機応変に対応しています。今回は、その様子をお届けします。

 

●家具の片づけを前倒し。「ついで」にあれもこれも

私が住んでいるさいたま市の場合、90cm以上のゴミは回収の際、ひとつにつき500円の回収費がかかります。子ども部屋の使わなくなった棚を解体したときは、90cm以上の板が8枚もあったので、クルマに乗せて自分で処分場に持ち込むことにしました。

木材はよほど多くなければ無料・鉄の入ったものだけ240円の処分料がかかりました。(祝日・土日曜の持ち込みは予約が必要の場合があります。ご確認ください)

木材のゴミをクルマに乗せてみるとまだ余裕がありました。

それなら…、ベッドもそのうち新しいものを買おうと思っているのだから、この機会に壊しちゃおうよ! と家族の意見が一致。

 それなら、ついでだもの、棚に入っていた赤い引き出しも壊しちゃおう。
ついには、足を半分にカットしてTV台として使っていた白い勉強机ももういらないんじゃない?
どうせ処分するものなのだから少しでも早く、がんばる回数は少ない方がいい。

 

結果、あれよあれよという間に、子ども部屋の家具はほぼすべてなくなり、引っ越し前の状態に。
もちろん中に入っていたものは残っているので、これから少しずつ減らす必要がありますが、スッキリ! サッパリ!
子ども部屋の雰囲気を一新するには、かえってよかったのかもしれません。

●家具の解体時にあってよかった道具2つ

今回壊す前に購入したのがアイリスオーヤマの電動ドライバー。3000円台の商品でしたが十分でした。

ドライバーの持ち手を曲げたりまっすぐに変えられる点が使いやすかったようです。

もう一つ、あってよかったのは金づち。
ねじを外しても板がうまく離れないときには、一方の板を持ち、もう一方を外側に向かってたたくと外れやすかったです。

また、木の板をつないでいた多くの「木ネジ」は、ペンチで抜くと時間がかかる。金づちでたたいていて壊した方が早かったようです。
「この二つがあれば、解体に怖いものなし!」とは、夫談。ぜひ家具の処分の際には参考にしてみてくださいね。