ほぼ10分で完成お弁当レシピ。フライパンで全部のおかずを同時調理
新学期が始まり、家族のお弁当づくりが再開したという人も多いのではないでしょうか? 時間のない朝は、なるべく手間をかけずにお弁当をつくりたいけど、味も妥協したくない…。そこで、シンプルでおいしいお弁当づくりの達人・てんきち母ちゃんこと井上かなえさんに、そのまんまマネするだけのレシピを教えてもらいました。フライパンを使った同時調理で、あっという間に完成!
お弁当の定番!鮭を使ったマンネリ防止弁当2つ
お弁当の定番食材・鮭を使ったレシピを2つご紹介します。
●鮭のバタポン弁当
バターとポン酢がしみ込んだ鮭がたまらないおいしさ! クリームチーズと焼きポテトでものたりなさを感じないお弁当に。魚がメインの日は副菜でボリュームアップするのがおすすめ。
【材料(1人分)】
<鮭のバターポン酢炒め 1人分160kcal>
生鮭 1切れ
シメジ 1/2個
A[ポン酢しょうゆ大さじ1 バター5g 塩、コショウ各少し]
<焼きポテト 1人分142kcal>
ジャガイモ 1個
サラダ油 小さじ1
塩、コショウ 各少し
<キャベツのチーズサラダ 1人分70kcal>
キャベツ 1枚
B[クリームチーズ(個包装)1個(15g) しょうゆ小さじ1 カツオ節ひとつまみ]
【つくり方】
(1) 材料を切り、鮭とシメジ、キャベツをアルミ箔でつつむ
シメジは石づきを取って小房に分け、キャベツは1cm幅に切る。ジャガイモは皮つきのまま薄めのくし形に切ってさっと水にさらす。クリームチーズは4等分に切り、鮭は4等分のそぎ切りにする。
(2) フライパンにすべての材料を並べ、7分焼く
フライパンにサラダ油をひき、(1)のジャガイモを並べる。アルミ箔に(1)の鮭をのせ、その上にシメジを重ね、Aを入れて包み、フライパンに入れる。もう1枚アルミ箔を広げて、キャベツを包む。あいたところに入れてフタをし、中火で4分加熱する。フタをあけてジャガイモを裏返し、またフタをして3分加熱する。
(3) 調味料をからめる
キャベツのアルミ箔をあけ、Bを混ぜる。ジャガイモに塩、コショウをふる。
●鮭のみそ焼きうどん弁当
いつもは豚肉を入れる焼きうどんは、鮭でつくると新鮮な味わいに。ゴロッと入った鮭がボリューム満点です。優しい甘さのマリネも箸休めにぴったり。
【材料(1人分)】
<鮭のみそ焼きうどん 1人分511kcal>
生鮭 1切れ
ゆでうどん 1玉
シメジ 1/2個
キャベツ 1枚
サラダ油 小さじ1
A[みそ大さじ1 みりん小さじ1 バター5g]
<パプリカのハニーマリネ 1人分22kcal>
パプリカ(赤) 1/4個
B[レモン汁小さじ1 はちみつ小さじ1/2 塩少し]
【つくり方】
(1) 材料を切る
シメジは石づきを取って小房に分ける。キャベツは1cm幅に切る。パプリカはヘタと種を除き、縦に1cm幅に切る。鮭は4等分にそぎ切りにする。
(2) フライパンにすべての材料を並べ、5分蒸し焼きにする
フライパンにサラダ油をひいて中火にかけ、うどん、(1)の鮭、シメジ、キャベツ、パプリカを並べ、フタをして5分ほど蒸し焼きにする。
(3) パプリカを取り出して味つけする
パプリカのみ取り出し、小さなボウルに入れ、Bで味つけする。うどんがほぐれ、鮭が焼けたらAを加えて混ぜ、汁気がなくなったら火を止める。
ESSE10月号の「フライパンひとつで3品完成 朝ラク! 10分マネ弁当」特集では、2週間の献立形式でお弁当レシピを紹介しています。マネしてつくるだけでお弁当上手になれるメニューばかり。ぜひチェックしてください!