bondavi、苦手な言葉を“ぴよぴよ”に変える「ひよこフィルター」のスマホ版を開発

2022年9月1日 14時45分

bondavi株式会社は、苦手な言葉を「ぴよぴよ（ひよこ）」に変換するサービス「ひよこフィルター」が、スマートフォンで使えるようになったことを発表した。「ひよこフィルター」は、先日、パソコン版が無料で公開されて大きな話題となったサービス。今回、追加で発表されたスマートフォン版も、パソコン版と同様に完全無料で利用できる。「ひよこフィルター」では、誹謗中傷につながる言葉など、見たくない「苦手なワード」を登録し、その言葉がWeb上で表示されたときに自動で伏せ字にしてくれるフィルター。先日に公開されたパソコン版は、Google Chromeで使える拡張機能として提供されている。この「ひよこフィルター」はユーザーからの注目度が高く、公開されるとすぐに「スマートフォンでも使いたい」との声が多く寄せられた。「ひよこフィルター」のパソコン版が公開されたのはつい最近だが、実は開発自体は1年近くも前のこと。その当時もスマートフォン版の実現の可能性について調査されたが、それを実現する技術が見つからなかったという。今回、ユーザーからの要望が多く集まったことで、bondavi株式会社ではあらためて再調査を実施。そこから、Google ChromeではなくSafariで実現できる道が見つかり、今回のスマートフォン版の公開につながった。実現の鍵となったのは、2021年9月公開のiOSから利用できる「Safari extensions」。これにより、iPhone版が開発され、App Storeでの公開が開始されている（iOS 15以降対応）。なお、Androidでも、パソコン版をスマートフォンにインストールするかたちで「ひよこフィルター」の利用が可能。Androidでも動作するように、今回パソコン版のアップデートが実施された。Androidでは、「｢Kiwi」ブラウザを使うことで「ひよこフィルター」を利用できる。