代謝が落ちて、やせることだけではなく、その後の体型維持も難しくなる50代。現在50代の整理収納コンサルタント・瀧本真奈美さんは、10kgのダイエットに成功したあとも、無理な食事制限や運動なしで体型を維持できているそう。ここでは、その5つのコツを教えてもらいました。

10kgやせた50代が、体型維持のためにしていること5つ

以前ESSEonlineで書いた記事、「50代でもマイナス10kg。健康的にやせるポイントはキッチンにあった」から半年が経過しました。

コロナ禍を利用して取り組んだダイエットで、マイナス10kgを達成しましたが、あまりにやせすぎて周囲に体を心配されるようになったので、そのあとすぐ2〜3kg戻しました。

そこから現在に至るまで、さほど努力をしなくても体型を維持できている自分なりのコツをまとめてみます。

 

●1.ざっくりトータルカロリーを意識する

ダイエットをするときに意識する人も多い摂取カロリー。ガチガチに気にしすぎても疲れて挫折してしまう、食事に満足がいかない、といったことに繋がると思うので、綿密なカロリー計算はしていません。

以前の記事に書いたように、スイーツは基本、カロリーの低そうなものを選んでいますが、どうしても高カロリースイーツを食べたいタイミングもやってきます。

そんなときには、1日のトータルカロリーを意識します。「おやつでカロリーを摂ったから、夕食は揚げ物などを避けてあっさりとした和食にする」など、どこかで帳尻合わせをするようにしています。

 

●2.追い調味料、かけ合わせをしすぎない

ときどきテレビでも紹介される斬新な料理。意外な組み合わせの調味料や、隠し味を使っていることも多いと思います。新しい味を生み出すために、あるいは、よりおいしく感じる料理にするために、と考え始めると、味をプラスするのは当然のこと。

でも、重ね合わせた分カロリーが増えるだけでなく、塩分や糖分も増えるので、なるべく味つけはシンプルにするのを心がけています。濃くておいしい味に慣れてしまうと、体重が増えるだけでなく、健康面も心配なので、薄味にするよう気をつけています。

●3.おいしい玄米を取り入れた

健康によいとされる玄米。今までは苦手に感じていたのですが、おいしくて食べやすい玄米を見つけたので、リピート購入しています。

栄養面のバランスに加え、歯ごたえもあるので満足感が上がり気に入っています。

●4.毎日体重計に乗る習慣づけ

朝起きてトイレに行ったあと、必ず体重計に乗ることを習慣づけています。少し増えた、少し減ったは気にしすぎず、どんなものを食べたときに急激に増えるのかを把握するために習慣にしています。

こまめに測っていると、自分が太ってしまう食べ物や飲み物がおおよそわかるようになるので、これらをなるべく避けることで体型を維持しやすくなりました。

 

●5.乳製品、大豆製品、野菜を欠かさない

以前の記事にも少し書いていましたが、朝のヨーグルト、夜の豆腐、野菜をなるべく摂るという習慣も続けています。

加えて、摂りすぎていた糖分を減らす習慣も継続中。薬に頼っていたお通じも自然になるなど、体重の変化以外のメリットも多く感じています。

代謝も随分と落ち、体型も保ちにくくなる50代ですが、さほど運動もせず綿密なカロリー計算もせずに体型維持ができています。ちょうどいい今の体重を無理なく健康に維持できればと考えています。