ユニクロやGU、無印良品など、プチプラなのにかわいくて品があるアラフィフ世代のきれいめカジュアルコーディネートを提案するジュンさん。今回は、大人のワンピース選びのコツについて伺いました。

残暑も活躍!失敗しないアラフィフ世代のシンプルワンピースの選び方

お盆を過ぎても厳しい暑さが続いています。
暑い日につい手に取ってしまうワンピース。着ていて涼しくラクだけど、油断すると部屋着っぽくカジュアルすぎる印象になってしまいがち…。

そこで「ラクちん」だけれど「きちんと見え」する、アラフィフ世代のワンピース選びと、着こなしのポイントをお届けします。

 

●1:ベーシックカラーの無地は地味だけど「最強」

ワンピース選びで重要なポイントである色と柄。
キレイな花柄やカラフルなチェック柄など、華やかでつい目が行ってしまいますよね。
そんな単品で見るととてもすてきな柄物も、合わせる小物や上着などが意外と限られてきてしまいます。

そこでおすすめしたいのは、ベーシックな無地のワンピース。
汗が目立たない白や黒は、合わせる小物次第でたくさんの着まわしが実現します。

無地の中でも黒や白、ベージュやネイビーなのベーシックで着まわししやすい色が使い勝手がいいのですが、今年はトレンドカラーのグリーンなどのきれいめカラー、イエローなどの明るいカラーもおすすめです。

 

●2:「部屋着っぽく」見せないコツはワンピースの長さ!

ここ最近のトレンドでもありますが、スカートやワンピースは足首までしっかりと長さのあるマキシ丈を選ぶだけで、コーディネートがぐんとおしゃれに今っぽくなります。
部屋着っぽく見えたり、なぜか垢抜けない印象に見えるのは、中途半端な長さの丈のせいかもしれません。

足首が隠れるくらいのマキシ丈なら、スポーツサンダルやビーサン、スニーカーなどのカジュアルな足元でも、大人っぽく洗練されて見えるのでぜひ試してみてください!

高身長で着丈が短いとか、持っている中途半端な丈のワンピースも活かしたいなと思ったら、ワンピースの下にパンツを合わせたり(合わせるパンツは太めの方が今っぽい! レギンスだと少し古臭い印象になりがちです)、ソックスを合わせて脚の肌見え部分を少なくすると今っぽいバランスになります。

●3:地味色ワンピをおしゃれワンピに見せるのは「小物」で決まる

ベーシックカラーの無地で丈が長めのワンピースを選んだら、最後の仕上げは小物使いです。地味なワンピースをおしゃれに着こなせるかどうかは、小物合わせが最重要!
とはいってもとくに難しいことではありません。

夏の時期に簡単でパッと華やかに目を引くのは、ブレスレットやリングなどの手元のアクセサリー。
半袖でもノースリーブでも、出ている肌の分量が多い夏なのでお好みのアクセサリーをいつもより多めにジャラっとつけるくらいが、華やかさも出てポイントになります。

アクセサリー以外にも、夏らしいカゴバッグを合わせてみたり、帽子を被ったり、すてきな日傘を持ってみたりと、ワンピース以外に華やかさを出せる小物はたくさんあります。

ただ、持ってるものをアレもコレもと「とりあえずつけてみた」だけだとまとまりがなく見えてしまいます。
そこで簡単にできて、私自身も実践している小物使いのコツがあります。

・全身のコーデを2色にまとめる

・靴とバッグの色を合わせる

この2点だけ! つまり色の数を少なく抑えて、アクセサリーや小物でアクセントをつける。ポイントを抑えるだけで、部屋着っぽくない大人のワンピースコーデに仕上がります。

まだまだ暑さは続きそうです。少しでも涼しく快適に、そしておしゃれに残暑を乗りきっていきましょう!