負傷した宮市に声を掛けるキム・ジンス。不運なアクシデントだった。写真:SportsPressJP/アフロ

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 8月18日に開幕するアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のノックアウトステージ。ラウンド・オブ16ではヴィッセル神戸vs横浜F・マリノスの日本勢対決が実現し、浦和レッズはジョホール(マレーシア)と戦う。どちらも会場は埼玉スタジアムだ。
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 同じくベスト16では、全北現代vs大邱FCの韓国勢対決も浦和駒場スタジアムで行なわれる。その前日会見に登場したのが、かつてアルビレックス新潟でプレーした韓国代表DF、キム・ジンスだ。韓国メディア『My Daily』によると、韓国屈指の左サイドバックは「自分たちの実力になんら疑いを抱いていない。明日は勝たなければならない試合。ワンチームとして戦うことが大事だと思う」と意気込みを語った。

 E-1選手権の日本戦にも出場していた30歳。その試合の後半、キム・ジンスは日本代表MF宮市亮と接触し、不運にも宮市は右ひざの前十字じん帯を断裂する大怪我を負った。『My Daily』は日本の報道陣からキム・ジンスに対して、「宮市選手に何か伝えたいことはないですか?」との質問が投げかけられ、次のように回答したと伝えている。
 

宮市亮選手に起こったことについて、僕から彼に謝罪した。理由がなんであれ、彼は負傷したのであって、本当に申し訳なかったと思う。サッカーでは起こり得ることで、どうしようもなかった」

 さらに記者が「この場でこんな質問をして申し訳ない」と詫びると、キム・ジンスは日本語で「ダイジョウブ」と答えたという。

 18日開催の2試合は、神戸vs横浜戦が埼玉スタジアムで20時キックオフ、全北現代vs大邱FC戦が浦和駒場スタジアムで17時キックオフとなっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部