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今季5度目の1試合2本塁打を放った大谷。しかしチームは投壊して7−8で敗れた。(C)Getty Images

 エンゼルスの大谷翔平が現地4日(日本時間5日)、本拠地でのアスレチックス戦に「2番・DH」で先発出場。今季5度目の1試合2ホーマーを放ち、チームも計7発の本塁打を放ったものの、まさかの7−8で黒星を喫した。

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 この日、エンゼルスが記録した1試合7本塁打は、球団新記録&メジャータイ記録。それでも勝利が遠いチームの惨状に、ファンはもちろん、現地メディアも嘆き節だ。

『Los Angeles Times』でエンゼルス番を務めるマイク・ディジョバンナ記者は「7本のホームランを打った試合で負けるのは難しい、ほとんど不可能だ」と唖然とし、MLB公式のTwitterには、「大谷は残念ながら毎試合チームを引っ張ることはできない。彼はトレードされる必要がある」「まだそこにいることがとても不憫に思える」「あのチーム(エンゼルス)にメガタレントがいるなんて、もったいない」といった大谷に同情するファンの声が殺到した。

 夏のトレード期間で大谷が残留した一方、エンゼルスはシンダーガード、イグレシアス、マーシュの主力3選手を放出し、現時点での戦力ダウンを受け入れた。現在ア・リーグ西地区4位に沈むチームは、勝率5割を大きく下回っていることからも、ポストシーズン進出は難しい。そんなエンゼルスで孤軍奮闘する大谷の姿に、ファンが「もったいない」と思うのも当然だろう。世紀の二刀流スーパースターが、その輝きに見合った場所で活躍する日は来るのか。世界が注目している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]