写真=場面写真(C)2022 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会

 山田涼介が主演を務める映画『鋼の錬金術師 完結編』。シリーズ完結編を飾る『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』が先週末から公開。このほど、原作者・荒川弘氏も絶賛する劇中キャラクターが収められたPV映像が解禁となった。

 【動画】公開された映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』原作コラボPV

 本作と原作がコラボしたPV映像。原作でもお馴染みのエドの「立てよド三流!」「ちょっと行ってくるわ、鋼の錬金術師、最後の錬成にな!!」、キング・ブラッドレイが放つ「私の城に入るのに、裏口から入らねばならぬ理由があるのかね?」、ヴァン・ホーエンハイムがホムンクルスのプライドに向かって言う「俺の息子をバカにするな」、オリヴィエ・ミラ・アームストロングの「事が終えた時には英雄になっているかもしれんぞ」といった名台詞の数々や、心理の扉の前で鎧の姿をしたアルと人間の姿をしたアルが握手するシーン、クライマックスに向けて若い姿をした“お父様”と戦うエドの姿、そして、最後の錬成に向かうエドの姿などの本編映像が原作カットと共に収められている。

 『最後の錬成』を鑑賞した原作の荒川弘氏は「山田君は見ている途中から山田涼介という名前がどっかに飛んで行ってしまうくらいエドでびっくりしました。体のつくりから仕草すべてが、エドそのものでした。クライマックスのシーンは完璧の一言。若かりしホーエンハイムの全部諦めているような表情や、若いお父様のムキムキ具合がエドとはまた違って、一人三役を演じ分ける山田くんの役作りは本当に凄かったです。原作にこんなに忠実に作り込んでくれて。ありがたいですね」と、山田涼介の役者魂によって作り上げられた驚異の15キロ増量の“お父様”の姿にも驚きのコメントを寄せている。

 そして、「ラストはいつあのセリフを言うのかニヤニヤしながら見ていました。気持ちよく見届けることができました!」と、最後まで自身の描いた原作の物語とリンクさせて本作を楽しむことができたと明かしている。