緑豊かなまちづくりに貢献しようと宇都宮市に本社を置く自動車販売店が29日、栃木県に苗木を贈りました。

県に苗木を贈ったのは自動車ディーラーの栃木トヨペットです。青田健治常務などが県庁を訪れ、福田富一知事に目録を手渡しました。

この活動は、トヨタ自動車が全国展開しているそれぞれの地域に根差した社会貢献活動の一環で、全国の販売店と共同で1976年から行っています。

47回目の今回は、春先にピンクの花を咲かせるトキワマンサクの苗木300本を県にプレゼントしました。これまでにもアジサイやヒメシャリンバイなど、さまざまな樹木の苗木を贈っていて、栃木トヨペットによりますと、累計は6千本にのぼるということです。

福田知事は「マンサクは豊年満作のように縁起がいい花。大切に育てていきたい」と感謝の言葉を述べました。贈られた300本は県内各地の小中学校や公共施設など29の施設に配布されます。