災害級の猛暑 佐野で39.6℃ 栃木県内4カ所で6月最高気温 熱中症で30人搬送
6月とは思えない「酷暑」が続く栃木県内では29日も4カ所で6月として観測史上最高気温を観測しました。
24日から6日連続で35℃以上の猛暑日となった佐野。午前9時少し前に気温が30℃を超えましたが、1時間半後の午前10時25分には35.5℃に。早くも猛暑日を記録しました。その後も気温は上昇を続けて午後3時33分に39.6℃を観測しました。
県内では小山で38.2℃、宇都宮で37℃ちょうどなど14の観測点のうち7カ所で猛暑日となりました。
経済済産業省は29日発令した「電力需給ひっ迫注意報」を30日も継続することを発表しました。
県内では午後4時現在、30人が熱中症で病院に搬送され、小山市消防本部管内で1人が重症となっています。この記録的な猛暑はまだしばらく続きそうで、宇都宮地方気象台は熱中症に厳重に警戒するよう呼びかけています。