心を込めて花を育てることで思いやりの心を育んでもらおうと、栃木県佐野市の小学校に24日、サルビアなどの花の苗が贈られました。

 

花が贈られたのは佐野市の吾妻小学校です。足利人権擁護委員協議会の佐野部会からサルビアやポーチュラカなどの花の苗が贈られました。「人権の花」運動と呼ばれる取り組みで、児童がみんなで協力して心を込めて花を育てることで相手を思いやる優しい心を育んでもらうのが狙いです。

 

人権擁護委員の藤波一博会長は児童たちに「花を育てていくことで思いやりの気持ちを育み、人権の花を咲かせてほしい」と呼び掛けました。贈られた花の苗は早速、1年生から3年生の児童が協力して校内の花壇に植えていき、暑さに負けないようにと大切に水をあげていました。