宇都宮と小山、そして那須塩原駅で乗り降りすることができる東北新幹線は大宮から盛岡駅間で開業してから23日で40年の節目を迎えました。26日はこの節目を記念してJR那須塩原駅で記念イベントが開かれました。

東北新幹線は1982年6月23日の開業以来、地域の観光やビジネスを支える重要な交通インフラとして多くの人が利用しています。

26日は日ごろ利用している人や地域の人たちへ感謝を込めてJR那須塩原駅の西口と東口を会場に新幹線や電車にちなんだ催し物が行われました。中でも新幹線の「はやぶさ」をモチーフにしたミニ新幹線の体験乗車には多くの子どもたちが訪れ、楽しそうな表情で乗車していました。

また、線路の点検をする時に駅の係員が乗車する点検車への乗車体験のほか、通常はすべての列車の運行が終わったあとにしか稼働しないという線路の保守作業車の展示やデモンストレーションも行われました。

訪れた人たちはこの日だけの特別なひと時を気温に負けないくらいの熱い思いで楽しんでいました。