櫻井翔、村上信五、三宅健の意外な共通点!メンバー思いの一面

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 仲のよさで知られる嵐は、活動休止中の現在もメンバー間の交流がある。5人は今年の正月に集合。初春には相葉雅紀、櫻井翔とバイきんぐの小峠英二で2泊3日のスノボ旅行をしている。

 絆が深いだけではなく、メンバー思いでもある。櫻井はソロの仕事の時、「この間はうちの相葉がお世話になりまして」と別の現場で会った共演者に礼をする。ほかのメンバーも同様のことをしていることから、5人の共通概念と思われる。

 嵐と同世代の関ジャニ∞の村上信五も、その心がけを忘れない。村上の場合は、かなり上級者だ。

 16年、共演経験が多い関根勤に心臓疾患が発見された。きっかけは、土曜日朝の情報番組「サタデープラス」(MBS・TBS系)。健康診断企画で見つかり、緊急手術・治療に踏みきって事なきを得た。その際、村上は関根に連絡を入れている。

「その開口一番が、『いつもうちの丸山(隆平)がお世話になってます』だったのだとか。『サタデープラス』は、丸山と小島瑠璃子がダブルMC。レギュラー共演者には当時、小堺一機がいました。小堺といえば、関根との“コサキン”で40年来の大親友。そのすべての関係性を慮って、村上さんはいの一番で丸山の名前を出したのです」(週刊誌記者)

 意外な“メンバーファースト”は、三宅健も持ち併せている。V6時代は、永遠の少年のごとく自由奔放で、バラエティ番組ではルールを無視して暴走することもしばしば。先輩にタメ口をきくのも、キャラとして成立させている。ところがその実は、秩序と礼節を重んじる体育会系だ。

 グループ時代、森田剛が主演映画「ヒメアノ〜ル」のPRで笑福亭鶴瓶がMCを務めるトーク番組「A-Studio」(TBS系/現『A-Studio+』)に出演した。三宅は、森田をよく知る証言者として事前に鶴瓶から取材を受けた。インタビュー後、カメラが回っていないところで、鶴瓶に向かって「剛をよろしくお願いします」と深々礼をしたという。

「しかも、カメラが回っている時は大先輩の鶴瓶にやや横柄でタメ口。でも、オフの時に鶴瓶を立てて、礼を尽くしたといいます」(前出・週刊誌記者)

 櫻井は「news zero」(日本テレビ系)の月曜キャスターや「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)のMC、村上は「ありえへん∞世界」(テレビ東京系)や「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)の司会、三宅は「NHKみんなの手話」(NHK Eテレ)のナビゲーターで、くしくも3人は番組を進行する身。番組を背負って立つ器の持ち主は、メンバーへの慈愛が深いようだ。

(北村ともこ)