7月8日に開幕する夏の高校野球栃木大会の開会式で、大会歌と国歌の独唱者を決めるオーディションが25日、宇都宮市内で行われました。

夏の高校野球栃木大会の開会式は新型コロナウイルスの影響で2年間中止になりました。

3年ぶりに行われる予定の開会式で、開幕を告げる大会歌と国歌の独唱者オーディションには県内の高校生24人が参加。今年から男子も参加が可能になり、5人がエントリーしました。

審査の結果、大会歌は栃木女子高校3年生の高橋清音(たかはし さやね)さん(17)、国歌は栃木高校3年生の青柳海斗(あおやぎ かいと)さん(17)に決まりました。

審査員は、2人について「大会の熱気にふさわしい品格のある堂々としたものだった」と評価しました。

高橋さんは独唱者が歌う過去の映像を見て、見ている人の心を動かす独唱に感動を覚え、オーディションへの参加を決意しました。

青柳さんは歌うのが好きで男性の音楽の先生から技術的な指導を受け風呂に入っている時にも練習に取り組んだといいます。

夏の高校野球栃木大会の開会式は7月8日に行われ、2人の独唱が披露されます。