投票率向上へ さまざまな啓発で
44.14%これは前回2019年に行われた参議院選挙の栃木県内の投票率です。
半数以上の人が棄権していて栃木県内では過去2番目に低い数字でした。
栃木県選挙管理委員会は、貴重な1票を無駄にしないためにさまざまな啓発活動を行っています。
このほど栃木県選挙管理委員会がつくったのは親子連れ投票促進メッセージカードです。
親子連れで投票所に行ってもよいということを啓発するメッセージが書かれています。
なぜこのようなものをつくったのでしょうか?
2016年に公職選挙法が改正されるまでは原則として幼児しか同伴させることができませんでしたが、現在は満18歳未満まで投票所に連れていくことができます。
カードは栃木県内の小学校1年生から3年生の保護者およそ5万人に配ったということで、今回の参院選には子どもと一緒に投票所に行き、小さいうちから選挙に触れる機会をつくってほしいとしています。
また、映像CMでのPRも行います。今回起用されたのは栃木県出身のお笑いコンビU字工事。「日常編」と「謎掛け編」、2種類の15秒CMで選挙期日を知らせます。
CMはとちぎテレビでの放送やインターネット広告などで見ることができます。
自分たちの未来を1票に託して。栃木県選挙管理委員会は、改めて投票を呼び掛けます。