先日、26人枠への拡大について言及した森保監督。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

写真拡大

 国際サッカー連盟(FIFA)は現地時間6月23日、新型コロナウイルスによるチームへの影響などを考慮し、カタール・ワールドカップ(W杯)の登録メンバーを従来の23人から26人に変更することを発表した。予備登録の上限も35人から55人に拡大される。

 日本代表の森保一監督は今月21日の会見で、「26人になるという流れはポジティブに受け取っている。選手の選択肢をより多く持って試合に臨めるということは、監督してありがたい。試合に出てもベンチスタートでもサポートメンバーに回っても、それぞれの立場からチームのために自分ができることをしっかりやる、連動するということはすでにできているので、日本にとってはプラスになる」と語っていた。
【PHOTO】W杯メンバー入りをかけた4連戦!6月の強化試合に挑んだ日本代表招集メンバーを一挙紹介
 森保監督の言葉通り、カタールW杯のグループステージでは、ドイツ、コスタリカ、スペインという強豪と戦う日本にとって、プラスに働くのだろうか。今回の正式発表を受け、ツイッター上では様々なコメントが集まっている。

「26人への拡大はかなり大きいな」
「スペシャリスト枠」
「意外性のある選手入れるところも出てきそう」
「古橋大然浅野のスピードタイプ3人選出の可能性もでてきたな」
「そんな増えても森保では使いこなせんやろ」
「メンバー選考の楽しみが大きいだけにがっかり。少ない枠を争うのが面白いのに」

 三浦知良が落選したフランスW杯から始まり、中村俊輔(日韓W杯)、久保竜彦(ドイツW杯)など、過去には幾度となく当落線上の選手を巡るドラマがあった。今回の3人増は新たな物語も生むのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部