バスケットボールBリーグ宇都宮ブレックスの、安齋竜三ヘッドコーチ(HC)が今シーズン限りで退任することを発表しました。

会見に臨んだ宇都宮ブレックスの安齋HCは2007年、26歳の時に選手としてブレックスに入団し、2010年にはキャプテンとして当時のリーグ・JBLで優勝を果たしました。

現役を退いてから2013年のシーズンにアシスタントコーチに就任し、2017年のシーズン途中からHCとして5シーズンチームを率いました。

最後となった5月のBリーグチャンピオンシップではワイルドカード枠ながらも千葉、川崎、琉球という名だたるライバル相手に無敗で頂点へ。指揮官としてチームを5シーズンぶりのタイトルに導き、自身も最優秀HC賞を受賞しました。

ブレックス、そして栃木のバスケットボール界の功労者といえる安齋HC。自身の進路は未定としながらもバスケットボールにかかわりたいと意欲をのぞかせました。

選手時代を含め在籍15年。まさに「有終の美」を飾ってチームを去ることになりました。なお、ブレックスによりますと後任のヘッドコーチはまだ決まっていないということです。