政府は15日、臨時閣議を開き、参議院選挙の日程を「6月22日公示、7月10日投票」と決めました。1カ月足らずの短期決戦に事実上、突入しました。

 

改選1の栃木選挙区は6人が立候補を予定しています。3回目の当選を目指す自民党現職に、それぞれの野党や政治団体が擁立した独自候補5人が挑むという戦いの構図になることがほぼ固まっています。2007年に栃木選挙区が1人区となってから6人が立候補すれば最多で、女性が5人も過去最も多くなります。

 

22日の公示まで1週間、通常より1日多くなる18日間の選挙戦は事実上スタートしていて、6陣営は大物応援弁士が次々に県内入りするなど動きを本格化させていきます。

 

参議院選挙は、物価高対策やロシアのウクライナ侵攻などによる国際情勢の緊迫化を受けた防衛力強化の是非、新型コロナウイルス対応、憲法改正などが主な争点となります。