違法薬物の怖さ知って 小学校で演劇
子どもたちに薬物の怖さを知ってもらおうという演劇が14日、宇都宮市の小学校で行われました。
演劇教室は犯罪や非行をした人たちの生活を支える宇都宮市保護司会が主催し、平石北小学校の5、6年生約70人が参加。コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となり、県内を中心に活動する劇団「三十六計」が実話を基にした違法薬物に関する物語を披露しました。 劇は、受験を控えた中学3年生の少女が勉強のストレスから先輩に勧められるがままに薬物を使ってしまい、やめられなくなってしまうというストーリーで、より強い刺激を求めて薬物に溺れていく姿と幻覚や精神不安など特徴的な症状を再現しました。 また、持っているだけで犯罪になることや薬物中毒から更生していく難しさも訴え、児童たちは一度の使用で人生を狂わせる薬物の怖さを学んでいました。