6月19日は「父の日」です。父の日にちなんで栃木県那須塩原市役所で15日、あるキャンペーンのPRが行われました。

 

キャンペーンはその名も「父の日に牛乳(ちち)を贈ろう」です。牛乳の消費拡大を図るため、各地の酪農団体が全国的に呼び掛けているものです。その一環で15日は県酪農青年女性会議の地元の酪農家が渡辺美知太郎市長に3種類の牛乳を贈りました。

 

那須塩原市は生乳生産量が本州1位の都市と全国有数の酪農地域で、渡辺市長は「量だけではなく質の良い牛乳をつくっていただき感謝する」と述べ、贈られた牛乳を味わいました。その後、渡辺市長と酪農関係者たちは市役所を訪れた人に啓発グッズを配布するなど、牛乳の積極的な消費を呼び掛けました。

 

県酪農青年女性会議は今年10月に県内で開かれるとちぎ国体と全国障害者スポーツ大会で、出場選手と観客にウェルカムドリンクとして牛乳の提供を検討しているということです。