栃木県那須町の子どもたちに日本の伝統芸能を知ってもらおうと、那須町文化センターで「平家物語」を題材にした舞踊劇が披露されました。

 

新型コロナウイルスの影響で2年延期されていた今回の鑑賞会は那須町教育委員会が主催し、町内全ての中学生約400人が日本の伝統芸能「舞踊劇」を鑑賞しました。

 

演目は「平家物語・那須与一の段」です。地元のNPO法人「グローバルカルチャー那須」が、平家の栄華と没落を描いた「平家物語」から那須地域ゆかりの「那須与一」に焦点をあて、長唄演奏による新しいスタイルの新作舞踊劇に仕上げました。

 

全国から集まった約30人の演者が平清盛の栄華、屋島の戦い、扇の的を射落とす「那須与一」、平家の滅亡にいたるまでの場面を演じました。