週末には劇的な形で逆転残留を果たした、VfBシュトゥットガルト。その試合で貴重な先制弾を決めていたのがサシャ・カイライジッチだったのだが、この得点が置き土産ということになるのだろうか?kickerが得た情報によればニューカッスル・ユナイテッド、ベンフィカ・リスボン、パリ・サンジェルマンに加え、ロベルト・レヴァンドフスキの移籍が取り沙汰されるバイエルン・ミュンヘンからも、24歳のアタッカーに対して関心を示しているようだ。

 しかしながらシュトゥットガルトのスウェン・ミスリンタトSDは「バイエルンからは、特にコンタクトはないよ」とスカイに対してコメント。「オファーがあって、はじめてそれを受け入れるかの判断ができるものだ」と強調しつつ、「彼とはまだ1年の契約が残されており、延長の話し合いもしているんだ」とも明かした。ただ最終節後のカライジッチの様子からは、涙を浮かべ別れへの想いにふけるようにも見受けられており、またシュトゥットガルトとしても契約最終年度の前に、移籍金としておそらくは2500万ユーロは手にすることが可能な状況にある。

シュトゥットガルトファンによる騒動


 その一方でその残留が決まったケルン戦では、試合終了後に大量のファンたちがピッチ上へと雪崩こみ、警察によれば「48歳の男が見知らぬ男性を地面に叩きつけて意識を失わせた疑いがある」として逮捕。負傷者は病院へと搬送されたという。「さらに複数の医療的案件もありました」加えて試合開始前には「フードを被ったシュトゥットガルトファンが、ケルンのファンを襲おうとした容疑」で逮捕。さらに別の件ではシュトゥットガルトのファンから、訪れた2人がシャーレやジャケットを奪われたとのこと。ただし試合中は「平和的だった」ことも明かされた。