ブンデスリーガ最終節ではVfBシュトゥットガルトには3つの可能性が残されている。17位ビーレフェルトに勝ち点差7をひっくり返される結果となってしまえば自動降格圏内へ転落、一方でヘルタ・ベルリンがドルトムントに敗戦し自ら勝利をおさめれば安全圏内へ。それ以外の場合は16位で入れ替え戦へと進出することになるのだ。

 そのケルン戦に向けてマタラッツォ監督は、膝に負傷を抱えるモー・サンコー、ニコラス・ナーティとともに、肩の手術を受けたサイラスも欠場を余儀なくされることに。ただもしも入れ替え戦進出となった場合には復帰へ期待したいところであり、「どんどん改善は見られている。ただまだ不足部分もあるし、これから数日間見守っていくよ。まだ戦列に加われる状態ではないんだ」と語った。

 なおそれ以外では胃腸の調子が悪いフィリップ・フュルスター以外は、全ての選手を戦列に加えることができるだろう。今週はふくらはぎの負傷に悩まされていた伊藤洋輝についても、本日金曜から練習を再開することができており何とか間に合うことができそうだ。