7回に6号満塁弾を放ち、一塁を回りながら咆哮したエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

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レイズ戦で2発含む3安打5打点

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地レイズ戦に「3番・DH」で先発出場。6回の5号ソロに続き、7回には2打席連発となる6号満塁弾を放った。日米を通じて初の満塁ホームラン。いずれも逆方向への打球だった。現地の放送局では、実況が「スゴイ!」と日本語で大興奮。米ファンも「野球界最高の選手、以上」「観客も一瞬で分かった一発」と狂喜乱舞している。

 止まらない。6回に5号ソロを放った大谷。続く7回無死満塁の第4打席では、カウント3-1から右腕フォーチャーが投じた変化球を強振。レフト方向へ伸びた打球を見て、大谷は柵越えを確信した。2打席連続の6号は、キャリア初のグランドスラム。飛距離413フィート(約125.8メートル)の一撃に、一塁を回る際には咆哮した。

 10戦ぶりの一発から連発。米ロサンゼルスの地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の実況は「オオタニにグランドスラムはありませんでしたが……いま来ました!」と伝えた後「sugoi!(スゴイ)」と日本語で興奮した。

 実際の映像を公開したMLB公式ツイッターには「野球界最高の選手、以上」「止まらない」「観客も一瞬で分かった一発だね」「sugoiと言ってるね」と歓喜する米ファンのコメントが集まっている。エンゼルスは11-3で大勝し、首位をキープ。この日の2発でメジャー通算99号とした大谷は、4打数3安打5打点の大暴れだった。

(THE ANSWER編集部)