子どもが離乳食から大人と同じご飯を食べる普通食を食べるようになるまで、ご飯を別々に用意しなくてはならず、大変ですよね。そこで、1歳から食べられる栄養満点レシピを紹介します。冷凍にも最適なのでつくりおきにもとても助かるんです。

大人と子どもが一緒に食べられるご飯。つくりおきにも最適

離乳食から大人と同じご飯を食べる普通食に至るまでに、たった数年間だけ食べる「幼児食」という移行期間があります。離乳食から普通食に変わる時期、子どもの栄養に困っている人が多いと言います。

●ツナと塩昆布の炊き込みご飯

簡単に家族みんなのご飯が準備できます!

材料(大人3人分+子ども2人分)

ツナ缶 70g
米 2合
塩昆布 20g
小ネギ 適量
白すりゴマ 適量

【準備】

米を洗う。炊飯釜に入れて2合の目盛りまで水を入れて30分浸す。

 

【つくり方】

(1) 小ネギを小口切りにする。

(2) 炊飯釜に汁気を切ったツナと塩昆布を加え、通常通り炊飯する。

(3) 炊き上がったらほぐすように混ぜ、お好みで小ネギをちらし、白すりゴマをふる。

 

☆ポイント

材料を入れて炊くだけレシピ。ツナ缶は1歳ごろから湯通しせずに使えます! オイル漬けより「水煮」がおすすめ。

●キッズビビンバ

野菜嫌いな子もパクパク食べられる味です。

材料(大人1人分+子ども1人分)

鶏ひき肉 100g
パプリカ 1/3個
ニンジン 1/4本
キュウリ 1/4本
モヤシ 1/4袋
ご飯 適量
米油 大さじ1/2
水溶き片栗粉 小さじ1
A[オイスターソース、酒、しょうゆ各大さじ1/2  各大さじ1/2]
B[ゴマ油大さじ1/2 白すりゴマ小さじ1 塩 小さじ1/2]

【つくり方】

(1) ボウルにひき肉、Aを入れてよく混ぜる。

(2) フライパンに米油を熱し、(1)のひき肉を入れて、そぼろ状になるまで炒める。全体に火が通ったら水溶き片栗粉でとろみをつける。

(3) パプリカ、ニンジン、キュウリをせん切りにする。沸騰した湯で、パプリカ、ニンジン、モヤシをしんなりするまで茹で、ザルにあげ水気をしぼる。ボウルにBを混ぜ、きゅうりと一緒に和える。

(4) 器にご飯を盛り、(3)、(2)の順にのせる。

 

☆ポイント

ナムルは冷蔵で2〜3日保存可能。肉そぼろは冷凍しておくと、いつでも使えて便利です!

 

●冷凍つくりおきができるから、食事の準備もよりラク!

ご紹介したレシピは、管理栄養士の中村美穂さん、冷凍生活アドバイザーの西川剛史さん監修なので、栄養満点&冷凍できるというお墨つき! 時間があるときに多めにつくって、冷凍保存することで忙しい日は解凍するだけで食卓にすぐに出せます。また、大人も子どもも一緒に食べられる味つけだから、別々につくる必要はありません。家族みんな、同じごはんを食べることで、コミュニケーションも弾むでしょう。

冷凍を味方に、忙しい毎日のために、ぜひつくってみてくださいね。