坂上忍

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 情報番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)が終了してから約1か月。現在、後番組『ポップUP!』(同)が放送されているが、番組視聴者からは、『バイキング』を懐かしむ声が聞かれているという。

 2014年にスタートした『バイキング』。当初はあくまでバラエティ色の強い番組だったが、2016年に番組を大幅リニューアルし、坂上忍が中心となった情報番組系にシフト。さらに、2020年の秋の改編では『バイキングMORE』として完全に情報番組化し、さまざまなニュースを取り上げてきた。

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 しかし、MC坂上忍の歯に衣着せぬ発言が、ネット上でたびたび物議を醸すことに。また、繰り返される政府批判が原因となり、フジテレビの上層部が打ち切りを決断したとも一部で報じられた。

 番組放送中も、毎日のように番組終了を望む声が集まっていたはずだが――。
 「実は、後番組の『ポップUP!』、蓋を開けて見ると、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)、『ラヴィット!』(TBS系)、『ノンストップ!』(フジテレビ系)で見たような企画ばかり。そもそも、低視聴率が原因で変わらざるを得なかった初期の『バイキング』のような雰囲気もあります。その上、旬の芸人やタレントは裏番組の『ヒルナンデス!』に取られてしまっている状態。スタートして1か月ですが、『ポップUP!』ならではの強みは皆無という状態になっています」(芸能ライター)

 そのため、ネットからは「『バイキング』の方が面白かった」「『バイキング』を懐かしく思うとは…」「この番組すぐ終わりそう」「『バイキング』ロスになると思わなかった」という不満が聞かれているという。

 「『バイキング』では、いい意味でも悪い意味でも出演者の発言が強烈で、番組アンチでも文句を言いながらも視聴してしまう魅力がありました。しかし、『ポップUP!』では、視聴者を惹きつける要素がまだないという状態。結局は『バイキング』のように、情報番組路線に行くのではないかという指摘もあります」(同)

 果たして、『ポップUP!』はここから人気番組となれるのだろうか――。