いつもの卵料理をさらにおいしくしてくれるコツがいっぱい。 1年じゅう使えて、今すぐ試せる朝ごはんにピッタリな卵レシピを料理家の小林まさみさんに教えてもらいました。

 

定番・卵サンドの卵の仕上がり、どっちが好み?

定番の卵サンド。ゆで卵、オムレツ、両方のレシピをご紹介。好みの方をぜひつくってみてくださいね。

卵はLサイズを使用しています

 

●クラシックなゆで卵派

黄身はなめらかに、白身は少し食感を残して。

材料(4人分)

ゆで卵(10分ゆで) 4個
食パン(10枚切り) 8枚
A[マヨネーズ大さじ4 塩、こしょう各少し]
バター(室温に戻す)、マスタード 各適量

【つくり方】

(1) ゆで卵は殻をむき、黄身と白身に分ける。黄身はボウルに入れ、フォークでつぶす。白身は粗いみじん切りにして黄身の入ったボウルに入れ、Aを加えて混ぜる。

(2) 食パンは4枚の片面にバターを薄く塗り、残り4枚にはマスタードを塗る。バターを塗った食パンに1を4等分してのせ、周り1cmをあけて広げる。マスタードを塗ったパンでサンドし、2組ずつ重ねてラップでぴっちりと包む。そのまま10分おいてなじませる。

(3) ラップの上から耳を切り落とし、3等分に切る。

[1人分315kcal]

 

●大阪生まれのオムレツ派

パンにうっすら塗った辛子マヨネーズが決め手。

材料(4人分)

卵 9個
食パン(8枚切り) 6枚
A[マヨネーズ大さじ1と1/2 練り辛子小さじ1]
B[だし汁大さじ3 砂糖小さじ2 淡口しょうゆ小さじ1と1/2]×3
サラダ油 適量

【つくり方】

(1) Aを混ぜ、食パンの片面に塗る。

(2) ボウルに卵3個を溶きほぐし、1回分のBを加えて混ぜる。卵焼き器の全面に(側面も)ペーパータオルで薄くサラダ油を塗る。強めの中火にかけて温め、卵液を流して外側から内側に混ぜるようにして全体を半熟状にいる。火を止め、フライ返しなどで手前に半分に折って軽く押さえる。中火にし、形を整えながら裏面もさっと焼き、まな板に取り出す。

(3) 2の要領であと2回、卵焼きをつくる。

(4) 食パン2枚で卵焼き1個をサンドする。耳を切り落とし、対角線上に4等分に切る。

[1人分384kcal]

休日の朝ごはんはこれ!「フレンチトースト」

休日に食べたいパンレシピといえば、子どもも大好き、フレンチトーストレシピを紹介!

●フレンチトースト

じっくり時間をかけて焼いてサクッと食感、とろける口溶けに。

材料(2人分)

卵 2個
食パン(5枚切り、半分に切る) 2枚
牛乳 1カップ
砂糖 大さじ2
バター 大さじ1
メープルシロップ(好みで) 適量

【つくり方】

(1) ボウルに卵を溶きほぐし、砂糖、牛乳を加えてよく混ぜる。

(2) バットに食パンを並べ、1をかけてラップをして冷蔵庫で2時間ほどおく。途中、一度上下を返し、卵液を全部吸わせる。

(3) フライパンにバター大さじ1/2を弱火で熱し、溶かしながら広げる。2を2切れ並べ、フタをして4〜5分こんがり焼く。上下を返し、ごく弱火にしてさらに5〜6分こんがり焼き、皿に盛る。

(4) フライパンをペーパータオルなどでふき、3の要領で残りも焼く。メープルシロップをかけていただく。

[1人分516kcal]