森保一監督(提供:日本サッカー協会)

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28日、日本サッカー協会は6月10日(金)、14日(火)にキリンカップサッカー2022を開催すると発表した。キリンカップの開催は2016年以来となる。

チリ(FIFAランク28位)、チュニジア(同35位)、ガーナ(同60位)が来日し、日本(同23位)は10日にガーナと神戸で、勝った場合は14日にはチリvsチュニジアの勝者と、負けた場合は敗者と吹田で対戦する。

日本がワールドカップまで海外組を含んで試合ができるのは6月に4試合、9月に2試合の予定。特に5月30日から6月14日は長期間にわたって合宿が組める貴重な期間となる。

森保一監督は今回の戦いで、「戦術の浸透」「新たな戦術」「新たな選手」の3つのうち、「戦術の浸透」を重要視すると明言した。そして「戦いのベースがしっかりしていなければ、対戦相手に合わせる、オプションとして使う新たな戦術は機能しない」と、これまでの戦いを生かして対抗するとした。

また、日本代表はこのキリンカップに先立ち、キリンチャレンジカップとして6月2日(木)に札幌でパラグアイ(同50位)と、6日(月)に国立でブラジル(同1位)と対戦する。

【文:森雅史/日本蹴球合同会社 写真提供:日本サッカー協会】