チリ2部で起きた退場劇が話題を呼んでいる。(C)Getty Images

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 チリで起きた前代未聞の退場劇が反響を呼んでいる。

 3月2日に開催されたチリ・リーグ2部のサンティアゴ・ワンダラーズ対サンティアゴ・モーリングの一戦だった。

 前者のMFホアキン・ペレイラは1点ビハインドで迎えた54分、相手の顔にエルボーを入れながら身体を入れてボールを奪うと、次の瞬間、思い切り右足で蹴り上げる。すると、そのキックが別の選手の膝付近に直撃。わずか3秒ほどの間に、2人に危険なプレーを見舞ったのだ。

【動画】「歴史上最もふさわしいレッド」と酷評!衝撃の“犯罪的ダブルキック”
 当然のごとくレッドカードが出されたペレイラの衝撃的な蛮行は反響を呼んでいる。

 スペイン紙『MARCA』は、この愚行を「ダブルタックル」と表現し、「2人の相手選手への二重の犯罪。史上最も明確な一発レッドだ」と酷評。同じくスペインの『ok diari』も「歴史上最もふさわしいレッド。3秒で犯罪的ダブルキックをした」とこき下ろしている。

 ただ、数的不利になったチームはその後に奮闘。2-2の同点に追い付いている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部