「傷心の私を救ってくれたのは…」波乱万丈なバツイチ美女が語る人生観とは
東カレ厳選の麗しの美女を紹介する『金曜美女劇場』。
東京の夜のシーンに似合う艶やかな大人の女性たちを紹介していく。
▶前回:プロポーズを断り“大人のアイドル”になる道を選択!運命に翻弄される美女の恋愛観
中村エリカさん、30歳。
凛とした眼差しと、すらりと伸びた長い手足が印象的な女性だ。
女優や歌手、グラビアアイドルにファッションモデルと多くのジャンルで活動する彼女。
さぞ華やかな人生を送ってきたのかと思いきや、その半生は波乱に満ちていたという。
一体、どういうことなのか。
まずは、芸能界に飛び込んだ経緯を詳しく聞いてみた。
20代で海外に飛び出し、一回り大人に・・・!?
カナダ留学中に出会った彼
幼少期から歌うことが好きで、児童合唱団などに所属していたというエリカさん。高校卒業後は音楽を専門に学べる学校に進学した。
そして、専門学校の卒業間際のこと、このまま東京で芸能活動を続けていくか、海外で音楽の勉強をさらに続けるか悩む。
結局、彼女は後者の道を選んだ。 卒業後2年ほど日本でアルバイトを重ね留学資金を貯めると、22歳のとき単身カナダに渡ったのだ。
当初は語学力に自信がなかったが、持ち前の行動力と度胸で着々と人脈を増やしていった。
「どうしても相手に英語が伝わらない時は、ボディランゲージで自分の感情を伝えました。
言葉の壁がある生活は大変でしたが、語学の勉強をしているうちに、英語の歌詞の意味も理解できるようになりました。それに、自分を追い込んで危機的状況を作ったことで、自分の弱点も知ることができました」
現地の日本料理店でアルバイトをしながら、音楽と語学を学んでいたエリカさん。語学学校を卒業したあとは、飲食関係とネイルサロンの仕事に就いた。
その頃、プライベートでも新たな出会いがあった。
現地で知り合った外国人男性と恋に落ち、情熱的なプロポーズをされ25歳の時に結婚する。このままカナダに永住するつもりだったのだが…。
「彼とは、仕事を通じて知り合いました。どこかミステリアスなところが魅力的な人で、お互いすぐに恋におちました。
最初は良好な関係が続いていたのですが……。結婚後、彼の仕事をサポートすることが増えるにつれ、小さな喧嘩が絶えなくなり少しずつすれ違っていきました」
2人の関係に亀裂が入り、修復不可能だと感じたエリカさんは、2年の結婚生活にピリオドをうった。離婚して、ボロボロの精神状態になり、27歳のとき日本に帰国することを決断。
「帰国してから3ヶ月間は、兵庫の自宅から一歩も出られないほど落ち込んでいました。『このままではいけない』と、焦る気持ちもあったんですけど……」
そんなある日、芸能関係の知り合いから「歌手としてステージに立ってみないか?」という誘いを受けたという。
今の自分がステージに立つことができるのだろうかと、最初は戸惑ったという彼女。
しかし、覚悟を決めて出演を決意する。
そして、ステージに立ったことがきっかけで、次第に前を向くことができるようになっていった。その後も、歌手の役で映画出演のチャンスが舞い込んだりと、芸能界での仕事の幅が広がっていく。
「傷ついた自分の心を救ってくれたのが、歌だったんです。その後、歌だけではなく演技の仕事もさせてもらえたことで、本格的に芸能活動をしてみたいと思うようになりました。東京に出るなら今しかないと思い、29歳の時に上京しました」
三十代を目前にして、芸能界に挑戦することになったエリカさん。
「そこからは、いただけるお仕事には何でもチャレンジしました。グラビアや広告、映像のお仕事など、様々な分野のお仕事に挑戦させてもらっています。ありがたいですね」
最近では『全裸監督 シーズン2』『相棒season19』など話題作にも出演し、ステップアップを続けている。
昨年は『セカンドチャンスウェディング』(ABEMA)という恋愛リアリティーショーにも出演。
離婚歴がある男女が集い、2度目の結婚に向けて婚活に励むという企画だった。
過去の離婚から新しい一歩を踏み出そうとするエリカさんの姿は、視聴者から共感を呼ぶ。
残念ながら番組で新たな伴侶に出会うことはできなかったというが、現在は仕事に邁進中。
「ドラマや映画など、映像制作のお仕事にも興味があります。昨年は時代劇の現場で、俳優としてではなくて『演技事務』という裏方のお仕事を経験させてもらいました。
出演する俳優さんたちのお弁当を用意したり、撮影の入り時間を調整したり。とても良い経験になりました」
いつか自分が主体となり映画を作りたいそうだ。そんな彼女に、今度は恋愛についても聞いてみた。
30代に突入して甘えベタになりました・・・
今は恋愛していません
まず、タイプの男性を聞いてみる。
「マッチョな人に惹かれやすいです。あとは、どんな時でも他人の意見に流されない、芯の強さがある人に魅力を感じます」
離婚後、一度だけ淡い恋も経験したそうだ。
「日本に帰国後、傷心の時にお仕事で知り合った年上の男性に惹かれました。でも当時の私は、これから芸能活動を頑張りたいというタイミングだったので、自分の気持ちは彼に伝えませんでした。でも、その人のことは今も尊敬しています」
ちなみに好きな男性には、甘えたいタイプだというが…。
20代の頃は男性に甘えることができたが、30歳を過ぎてから、上手に甘えることができなくなったそうだ。
「私は、恋をするとその人のことばかり考えてしまうタイプです。今はお仕事に集中したいので、恋愛からは距離を置いています」
そう言って、照れながら笑う。
たくさんの経験をバネに、輝き続ける彼女の今後に期待したい!
<今週の美女>
中村エリカさん
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<カメラマン>
佐野 円香
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知的なセクシー美女が登場