大迫勇也の元“相棒”モデストがゴールを喜び監督の帽子を強奪、ダンスまで披露するもやや怒られる

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ケルンのステッフェン・バウムガルト監督がフランス人FWアントニー・モデストに注文をつけた。

ケルンは7日、ブンデスリーガ第11節でMF原口元気とMF遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンをホームに迎えた。

原口が先発した試合は、開始7分にモデストがゴールを奪いケルンが先制するも、直後の9分にウニオンが追いつくと、追加タイム1分には原口のアシストからウニオンが逆転に成功した。

それでも86分、左CKからモデストがヘディングシュートを叩き込み、土壇場でケルンが同点に追いつき、2-2のドローで決着となった。

ケルンの同点ゴールの場面、喜びを爆発させたモデストはバウムガルト監督のもとへ駆け寄ると、監督が被っていたハンチング帽を強奪。それを自身の頭に被り、ダンスを披露した。

しかし、逆転を目指していたバウムガルト監督は笑顔ひとつ見せず、さっさと戻れと言わんばかりに追い払っていた。

試合後、バウムガルト監督はユーモアを交えてモデストに注文。「彼は私の帽子をかぶりたいなら、次は3点取らないといけない。ランバダのダンスは彼に任せるよ。私はもうできない」と語った。

昨シーズンは結果を残せず、後半戦はサンテチェンヌへとレンタル移籍していたモデストだが、今シーズンはここまで公式戦13試合で10ゴール、ブンデスリーガでも10試合8ゴールと爆発中。次こそはハットトリックを決めて、文句無しでバウムガルト監督のハンチング帽を被りたい。