任期満了に伴う那珂川町長選挙が１９日に告示され、現職の福島泰夫氏（７１）以外に立候補の届け出がなく、福島氏が無投票で３回目の当選を果たしました。

１９日午後５時半から行われた報告会には三森文徳県議会議員のほか、県内の市長や町長などおよそ２００人が駆けつけました。

福島氏は２０１３年の町長選挙で初当選し、これまで２期を務めました。

前回４年前の選挙は無投票で今回もほかに立候補者がなく無投票で当選を果たしました。

福島氏は８年間の実績として人口減少や高齢化問題を抱える中、効率的な行財政基盤をつくり子育てしやすい支援住宅「エミナール那珂川」を整備したことなどを挙げ「住んで良かったと思えるまちづくりをしたい」と呼びかけました。

今後は新型コロナウイルスの対策の強化や地域の足となるデマンドタクシーやコミュニティバスの効率的な運行、若者の定住を促進するための分譲宅地の整備などを公約に町政運営を進める方針です。