来年秋に栃木県内で開かれる国民体育大会のリハーサル大会を兼ねた卓球の全日本選手権団体の部が１７日までの３日間、鹿沼市で開かれました。

国体のリハーサル大会は新型コロナウイルスの影響で８月以降、中止や延期が相次いだため開催されたのは２カ月ぶりです。

全日本選手権の団体は国内で２番目に大きな大会で、去年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、２年ぶりの開催となった今回は全国から２４チームが参加して無観客で行われました。

選手たちが、頂点を目指すのと同時に国体の本番に向けて運営のノウハウを積み上げるため実行委員や競技役員などおよそ１５０人の運営スタッフが選手の動線などについて確認していました。

国体本番では、全国から選手や関係者がリハーサル大会以上に集まるため、いかにして感染防止対策とスムーズな運営を両立させるかが課題です。

大会は最終日の１７日、準決勝で、国体での活躍が期待される鹿沼市出身の平野友樹選手が所属する協和キリンが強豪、東京アートと対戦、平野選手は１番手に登場しましたがフルセットの末惜しくも敗れました。