任期満了に伴う那須烏山市長選挙が１７日告示され、現職の川俣純子氏（６０）以外に立候補の届け出はなく、川俣氏が無投票で再選を果たしました。

川俣純子氏（６０）は前回２０１７年の前の市長の引退に伴う那須烏山市長選挙で新人同士の一騎打ちを制して県内初の女性市長となりました。

川俣氏は今回、「市民協働のまちづくり」「持続可能な財政運営」「国・県と協力し八溝地域と市の良さを引き出す」の３つの柱を公約に掲げて出馬。

自民、公明から推薦を得たほか、地元選出の栃木県議会議員や市議会議員の大半から支援を受け無投票で２期目の当選を果たしました。

立候補が締め切られた直後の午後５時半から行われた報告会には高橋克法参議院議員をはじめ近隣の自治体の市長や町長などおよそ２００人が出席しました。

当選の挨拶に立った川俣氏は、１期目について東日本台風の被害や新型コロナウイルスなどきびしい４年間だったと振り返りました。

そのうえで、２期目はコロナ対策の強化をはじめ、市役所新庁舎の整備に取り組むとし、市民らとの対話を重視した市政運営を強調しています。