来年、栃木県を舞台に開催が予定されている国民体育大会と全国障害者スポーツ大会の参加者の宿泊と輸送業務の拠点となる施設が８日、宇都宮市にオープンしました。

宇都宮市中心部にオープンしたのは、いちご一会とちぎ国体と全国障害者スポーツ大会の宿泊と輸送業務を行うセンターです。

県の担当局や業務を請け負う事業者の代表者らが出席して開所式を行いました。

２つの大会は、新型コロナウイルスなどの影響でそれぞれ３年ぶりと４年ぶりに２０２２年１０月、栃木県を舞台に開催される予定です。

また、冬季国体は１月に日光市で開催されます。

これら３つの大会で、合わせて３万人を超える選手、関係者が訪れる予定でセンターでは、大会期間中は延べ１８万人ほどの宿泊と会場輸送の手配を担当します。

宿泊施設の手配は４００施設、輸送に使用するバスは１日最大６００台ほどを見込んでいるということです。

センターは８日から２０２２年１２月まで設置され、最初の８人から段階的に人員を増やし、国体の直前の２０２２年８月には４０人ほどで対応するということです。