1998年9月30日、ラクーンシティで何が起こったのか……。

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 『バイオハザード』シリーズの原点となる新たな映画『Resident Evil: Welcome To Raccoon City(原題)』の邦題が『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』に決定し、2022年に日本公開されることが明らかになった。

 カプコンの大人気ゲームから生まれた『バイオハザード』シリーズは、ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるヒロイン・アリスと、宿敵アンブレラ社との戦いを描く物語として全6作で最終章を迎えた。本作はシリーズの原点を描いた新たな映画となり、監督やキャストも一新される。ヨハネス・ロバーツが脚本・監督を務め、カヤ・スコデラーリオが主人公のクレアにふんする。日本での公開に先駆け、アメリカで11月24日より公開される。

 巨大複合企業アンブレラ社の拠点がある街・ラクーンシティを舞台に、孤児院で育った主人公クレア・レッドフィールドが、アンブレラ社が秘密裏に行っていた人体実験の秘密を暴いていく。あわせて公開された初予告映像には、クレアと兄クリスが街中を彷徨う住民たちの変わり果てた姿を目の当たりにする様子が映し出される。そのほか、原作ゲームの主要キャラクターである、ジル・バレンタイン(ハナ・ジョン=カーメン)やアルバート・ウェスカ(トム・ホッパー)、レオン・S・ケネディ(アヴァン・ジョーギア)らが登場する。

 また、海外版のポスター2種類には、青い瞳のアップと血の付いたボロボロのアンブレラがそれぞれ描かれ、劇中で描かれる惨劇を予感させるビジュアルになっている。(今井優)