栃木県内の１週間の感染状況です。

県内では９月３０日から６日までの１週間で１０８人の感染が発表されました。

宇都宮市が４日公表の１人を取り下げたため、この１週間の累計は１０７人となりました。

前の週より１０５人減っていて、６週連続で減少しています。

居住地別にみますと、小山市が２９人、宇都宮市１８人、佐野市１８人、栃木市１４人、足利市７人となっていて、宇都宮市を除くと県版まん延防止等重点措置の対象となっている４つの市で依然として多くの感染が確認されています。

年代別で見ると２０代と４０代がともに２５人となっています。

２０代から５０代の働く世代での合計は７６人で全体の７割を占めています。

１０歳未満と１０代を合わせると２２人と全体の２割に達していて、学校などに通う世代の感染も心配されます。

この１週間で患者２人の死亡が発表されました。

いずれも医療機関に入院していた６０代と７０代の男性で、亡くなった人は累計で１１６人となっています。

警戒度レベルの判断基準となる７つの指標を見てみますと６日時点で感染経路不明の割合が４７．３％と前の週から数値が上昇していますが、警戒度は前の週と同じ５段階中、上から３番目のステージ２．５となっています。

そのほかの項目については入院率が人口１０万人あたりの療養者数が１０人未満となったため算出されていませんが、いずれもステージ２に抑えられています。