１０月１９日告示、３１日投開票が見込まれる衆議院議員選挙に向け、栃木４区選出で自民党の現職・佐藤勉氏が７日、小山市内で会見を開き公約を発表しました。

佐藤勉氏（６９）は１９９６年に４４歳で衆議院議員選挙に初当選し、以来連続で８期を務めています。

佐藤氏はこれまでの８期に渡る活動の中で印象に残っている事業として国道４０８号線を地域高規格道路として開通させたことや小山市役所の新庁舎を防災の拠点としてオープンさせたことなどを大きな実績として上げました。

公約としては日常を取り戻し未来につなげる「全力」プロジェクトを掲げていて、新型コロナ対策、経済支援、災害対策、子育て教育を４本柱としています。

中でも力を入れたいのは新型コロナ対策で国内産ワクチンや治療薬の開発を進めるほか、憲法改正も含め新たな脅威である感染症に対応できるよう法的な整備を早急に進めるとしています。 　　

次いでコロナ禍の経済支援をあげ、さらに２０１９年の東日本台風からの復興についても力を入れたいとしています。

栃木４区については立憲民主党の新人の藤岡隆雄氏（４４）も立候補するとみられていて、現職と新人の一騎打ちが予想されます。