栃木県内の１週間の感染状況です。２２日までの状況をまとめました。

県内では９月１６日から２２日までの１週間で３０５人の感染が発表されました。

前の週の５４５人に比べると２４０人減っています。

栃木県も緊急事態宣言の区域に加えられた８月下旬から４週連続の減少となります。

居住地別にみますと、小山市が７７人、宇都宮市が６４人、栃木市が５１人、佐野市が４３人、足利市が３３人です。

宇都宮市を除くと首都圏に近い県南地域での感染が多く確認されています。

年代別で最も多いのが３０代の６６人、次いで２０代の６５人でした。

２０代から５０代の働く世代での合計は２１４人で全体の７割を占めています。

また、１０代が３２人と全体の１割に到達していて学校に通っている若い世代の感染の広がりが心配されます。

そのほか、２２日までの１週間で新たなクラスターは確認されていません。これまでの県内のクラスターの累計は１１９件のままです。

この１週間で発表された亡くなった人の数は４人です。いずれも入院中か施設で療養中です。亡くなった人は累計で１１１人となっています。

２２日現在の自宅療養者の数は１６１人で、１週間前と比べて１９０人減りました。

警戒度レベルの判断基準となる７つの指標を見てみますと２２日時点ですべての指標でステージ４を下回りました。

「人口１０万人あたりの全療養者数」が２３．８人とステージ３まで改善したものの、前の週でステージ２だった「直近１週間の検査陽性率」が７．３％に上昇しステージ３となっています。

新規陽性者数は減ってきていますが県の目指すステージ２には届いていません。