鹿沼市をシウマイの街にするための第一歩としてＪＲ鹿沼駅前に斬新なシウマイの像がお目見えし２２日除幕式が行われました。

シウマイ像がお目見えしたのはＪＲ鹿沼駅前です。

２２日の除幕式には福田知事やシウマイ弁当でおなじみの崎陽軒の野並直文社長などおよそ５０人が参加しました。

これは崎陽軒の初代社長の故・野並茂吉氏が鹿沼市加園の出身でシウマイを全国に広めた功績などを称えようと、鹿沼商工会議所と崎陽軒、東京藝術大学が連携し実現したものです。

完成したシウマイ像は鹿沼市特産の深岩石を使って作られました。

像は東京藝術大学の非常勤講師で彫刻家の石井琢郎さんが手掛けたもので、シウマイが人の手によって握られ作られてきたことから「にぎる」をテーマに地元・加園小学校の児童らも制作に携わりながら構想からおよそ１年かけて完成しました。

現在、鹿沼市内では飲食店やスーパーなど５０店舗でシューマイを楽しんだりテイクアウトしたりできるといいます。

鹿沼商工会議所は今後、取り扱い店舗を増やしたり鹿沼市特産のニラなどを使った新製品の開発などで鹿沼をシウマイのまちになるように盛り上げていきたいと意欲を見せています。