4歳の知らない子が家にいる!“放置子”にLINEいじめ、ママたちの社会問題
「うちも同じような問題で困っている!」そんな子育て中のママたちから共感の声が上がっている@mocchi_kakei
さんのインスタ漫画をご紹介します。
子どもがどこでなにをしているのか、親が関心を持たず世話もされずにほったらかされている「放置子」や、小学生の子ども同士の間で起こったLINEトラブルなど、フォロワーさんたちの体験談をベースにした現代社会が抱える問題に注目が集まっています。
「放置子が勝手に家にいた話」では、公園で出会った娘と同い年の女の子ふうかちゃん・4歳(仮名)とのトラブルが描かれます。
新しくできた友だちに喜ぶ娘ですが、近くのふうかちゃんの親の姿はどこにもなく、もや〜っとした感情が募ります。そんなある日、幼稚園に通っている娘を迎えに行って家に帰ると、ふうかちゃんが勝手に上がり込んでいて…。
ふうかちゃんが勝手につくったレゴブロックは、娘が祖父母に最近買ってもらって、毎日少しずつ大切につくっていたもの。バス停から庭がよく見えるため、数分だからと鍵をあけっぱなしにしていた隙に、ふうかちゃんは窓から入ってきたというのです。庭にはふうかちゃんの靴が…。
まるでホラーのような展開にコメント欄では「一日中、幼子を公園で放置しているなんて親はなにをしているの?」「子どもに罪はないけれどさすがにこれは…」「児童相談所や警察に相談するべきでは?」などとたくさんの意見が交わされました。
「人の家に入っちゃダメよ…」と注意はしたものの、親はいったいなにをしているのか? 放置子問題に直面したこの方は、娘さんが幼稚園に行っているときに、教えてもらったふうかちゃんの家に行き、親に直接会ったそう。
とても大きく立派な家。しかし、そこにいたのは…。
自分とは常識や価値観が違いそうなふうかちゃんのお母さんでした。しかも父親とは別の男性の姿も…。
他人の家のしつけや教育方針に口出しはできないとしても、放置子の背景にある複雑な家庭環境を周囲の大人がどのようにサポートできるのか、いろいろ考えさせられる場面でした。
続いてご紹介するのは、子どものいじめについて。小学生の子どもたちの間でもスマホが普及している昨今、LINEトラブルに巻き込まれるケースも珍しくありません。
「スマホは21時まで」と約束をしていたあるご家庭では、娘が友だちと「21時30分にLINEをすることになっている」と相談してきたときに「だめよ」と言ってしまったことが原因で、みんなから無視をされるという陰湿ないじめ被害に。
夫とも相談し、翌日は学校を休ませてあげることにしたといいます。娘から今回のことについてよく話をきいてみると、まきちゃん(仮名)というボス的な友だちが、「LINEをムシしたからまきもムシする」と決めました。取り巻くほかの女の子たちからも仲間外れにされてしまい、だれとも遊べなくなってしまったとか。
娘のスマホは預かることにしたのですが…。
事態は悪化の一途をたどります。あの日、21時半までスマホを許してあげていれば…という後悔にさいなまれる母親は、学校やママ友に相談してみるのですが、いじめ加害者であるまきちゃんの親の評判は最悪!
後日、先生から生徒に、スマホを使う際の注意などがされたものの、まきちゃんたちからの仲間外れはおさまりません。
もしも自分の子どもが同じような被害に遭ったり、加害者側のグループに入ってしまったら、親はどのような対応をするのがよいのでしょうか。
親や教師といった大人が介入することでいじめが悪化するケースも少なくありません。しかし、この状況を放置するわけにもいきませんよね。コメント欄でもさまざまな対応策が議論されていました。
このケースでは、相手の親に直接会いに行くことにしたのですが…。
何度も今回のことを説明しても、まきちゃんの母親は聞く耳を持ってくれなかったといいます。学校側は、先生が一度ホームルームで話をしただけ。
子どもを守るため、内容証明を送ることにしたそう。
「いじめ問題が解決するまで、学校には行かなくていい」と娘に話す父親。内容証明をつくるにあたり、どんな風にいじめにあったのか聞くと、それまで親に隠していたいじめの詳細に衝撃を受けます。
いじめはその子の尊厳や命に関わる問題です。しかしいくら学校での話とは言え、いじめ問題の解決に本気で取り組んでくれる教師ばかりではありません。
いじめの内容を親に打ち明けるシーンはぐっと胸が締めつけられるようです。
学校とまきちゃんの家へ内容証明が届くとようやく学校が「いじめ調査」をしてくれて、まきちゃんがいじめをしている証言が複数の生徒からとれました。
ところがある日、まきちゃんの両親がいきなり家へとやってきます。
話し合いは平行線をたどるかと思われましたが、裁判をも辞さない構えを見せると、まきちゃんの父親が責任を妻に擦りつけて態度を急変させたのです。モンスターペアレンツ兼モラ夫の様子には呆れるばかり。
いじめ加害者であるまきちゃんも、もしかしたら家庭でのストレスを抱えている子どもなのかもしれないな…と想像してしまいました。
現在、@mocchi_kakei
さんのインスタでは、新築のマイホームで起こったご近所トラブルの話が更新されています。最初はいい人かも! と感じさせられてしまうほどナチュラルに近づいてくる怖い人たちの実態。
どの話もハラハラドキドキするような怖い女が登場します。同じような場面に遭遇したときに、これらのお話の結末が参考になるかもしれませんよ。
インスタ@mocchi_kakei
で連載している「怖い女たちの体験談・漫画」が話題に。共働きママで、ポイ活やつみたてNISAなどの情報をまとめたブログ
も運営している
<文/朝岡真梨>
さんのインスタ漫画をご紹介します。
子どもがどこでなにをしているのか、親が関心を持たず世話もされずにほったらかされている「放置子」や、小学生の子ども同士の間で起こったLINEトラブルなど、フォロワーさんたちの体験談をベースにした現代社会が抱える問題に注目が集まっています。
放置子の親に会いに行ったら垣間見えた複雑な家庭環境…
新しくできた友だちに喜ぶ娘ですが、近くのふうかちゃんの親の姿はどこにもなく、もや〜っとした感情が募ります。そんなある日、幼稚園に通っている娘を迎えに行って家に帰ると、ふうかちゃんが勝手に上がり込んでいて…。
ふうかちゃんが勝手につくったレゴブロックは、娘が祖父母に最近買ってもらって、毎日少しずつ大切につくっていたもの。バス停から庭がよく見えるため、数分だからと鍵をあけっぱなしにしていた隙に、ふうかちゃんは窓から入ってきたというのです。庭にはふうかちゃんの靴が…。
まるでホラーのような展開にコメント欄では「一日中、幼子を公園で放置しているなんて親はなにをしているの?」「子どもに罪はないけれどさすがにこれは…」「児童相談所や警察に相談するべきでは?」などとたくさんの意見が交わされました。
●「放置子」問題に直面した主婦が対処したエピソードも
「人の家に入っちゃダメよ…」と注意はしたものの、親はいったいなにをしているのか? 放置子問題に直面したこの方は、娘さんが幼稚園に行っているときに、教えてもらったふうかちゃんの家に行き、親に直接会ったそう。
とても大きく立派な家。しかし、そこにいたのは…。
自分とは常識や価値観が違いそうなふうかちゃんのお母さんでした。しかも父親とは別の男性の姿も…。
他人の家のしつけや教育方針に口出しはできないとしても、放置子の背景にある複雑な家庭環境を周囲の大人がどのようにサポートできるのか、いろいろ考えさせられる場面でした。
いじめ加害者の生徒の親が逆ギレ。内容証明を送ることに…
続いてご紹介するのは、子どものいじめについて。小学生の子どもたちの間でもスマホが普及している昨今、LINEトラブルに巻き込まれるケースも珍しくありません。
「スマホは21時まで」と約束をしていたあるご家庭では、娘が友だちと「21時30分にLINEをすることになっている」と相談してきたときに「だめよ」と言ってしまったことが原因で、みんなから無視をされるという陰湿ないじめ被害に。
夫とも相談し、翌日は学校を休ませてあげることにしたといいます。娘から今回のことについてよく話をきいてみると、まきちゃん(仮名)というボス的な友だちが、「LINEをムシしたからまきもムシする」と決めました。取り巻くほかの女の子たちからも仲間外れにされてしまい、だれとも遊べなくなってしまったとか。
娘のスマホは預かることにしたのですが…。
事態は悪化の一途をたどります。あの日、21時半までスマホを許してあげていれば…という後悔にさいなまれる母親は、学校やママ友に相談してみるのですが、いじめ加害者であるまきちゃんの親の評判は最悪!
後日、先生から生徒に、スマホを使う際の注意などがされたものの、まきちゃんたちからの仲間外れはおさまりません。
●子ども同士の人間関係に親がどこまで介入すべき?
もしも自分の子どもが同じような被害に遭ったり、加害者側のグループに入ってしまったら、親はどのような対応をするのがよいのでしょうか。
親や教師といった大人が介入することでいじめが悪化するケースも少なくありません。しかし、この状況を放置するわけにもいきませんよね。コメント欄でもさまざまな対応策が議論されていました。
このケースでは、相手の親に直接会いに行くことにしたのですが…。
何度も今回のことを説明しても、まきちゃんの母親は聞く耳を持ってくれなかったといいます。学校側は、先生が一度ホームルームで話をしただけ。
子どもを守るため、内容証明を送ることにしたそう。
●苦しみながら登校を続けていた娘。いじめの詳細は親には隠していた
「いじめ問題が解決するまで、学校には行かなくていい」と娘に話す父親。内容証明をつくるにあたり、どんな風にいじめにあったのか聞くと、それまで親に隠していたいじめの詳細に衝撃を受けます。
いじめはその子の尊厳や命に関わる問題です。しかしいくら学校での話とは言え、いじめ問題の解決に本気で取り組んでくれる教師ばかりではありません。
いじめの内容を親に打ち明けるシーンはぐっと胸が締めつけられるようです。
●法的な場所での冷静な話し合いを提案すると…
学校とまきちゃんの家へ内容証明が届くとようやく学校が「いじめ調査」をしてくれて、まきちゃんがいじめをしている証言が複数の生徒からとれました。
ところがある日、まきちゃんの両親がいきなり家へとやってきます。
話し合いは平行線をたどるかと思われましたが、裁判をも辞さない構えを見せると、まきちゃんの父親が責任を妻に擦りつけて態度を急変させたのです。モンスターペアレンツ兼モラ夫の様子には呆れるばかり。
いじめ加害者であるまきちゃんも、もしかしたら家庭でのストレスを抱えている子どもなのかもしれないな…と想像してしまいました。
●怖い女たちの体験談を更新中
現在、@mocchi_kakei
さんのインスタでは、新築のマイホームで起こったご近所トラブルの話が更新されています。最初はいい人かも! と感じさせられてしまうほどナチュラルに近づいてくる怖い人たちの実態。
どの話もハラハラドキドキするような怖い女が登場します。同じような場面に遭遇したときに、これらのお話の結末が参考になるかもしれませんよ。
【もっちさん】
インスタ@mocchi_kakei
で連載している「怖い女たちの体験談・漫画」が話題に。共働きママで、ポイ活やつみたてNISAなどの情報をまとめたブログ
も運営している
<文/朝岡真梨>