競泳金メダリストが語った「五輪の意義」に感動の声 北島康介を見て育ち...「泣いた」「尊い価値」
東京五輪・競泳の2種目で金メダル、1種目で銀メダルを獲得したイギリス代表のアダム・ピーティ選手(26)が試合後のインタビューで語った「五輪の意義」が、「かっこいい」と話題になっている。
「ぜひ、僕のところまできて」
注目を集めた言葉は2021年8月5日夜、NHKで卓球女子団体決勝戦後に放送された特集「海外選手たちにとっての東京2020」で映されたもの。新型コロナウイルス禍の東京五輪を戦ったさまざまな種目の海外選手がそれぞれ感じた事を語ったシーンをまとめている。
インタビュー映像には番組で日本語訳が付されており、ピーティ選手は、「子どもの頃、北島康介選手を見て育った。彼は僕のヒーローです」と五輪2大会連続平泳ぎ2種目金メダリストの北島氏の名前をあげながら「彼に刺激を受けて五輪に出場したいと思った」と明かしていた。
ピーティ選手は東京五輪で、7月26日の男子100メートル平泳ぎと同月31日の混合400メートルメドレーリレーで金メダル、8月1日の男子400メートルメドレーリレーで銀メダルを獲得している。
ピーティ選手は続けて、
「五輪の意義は次世代にインスピレーションを与えること
子どもたちが限界を超えてチャレンジすることはすばらしい」
といい、カメラに向かって、
「ぜひ、僕のところまできてほしい」
と笑顔で指をさした。
今回語られた言葉に、ツイッターでは、
「めっちゃ痺れること言うなぁ」
「かっこよすぎでは?泣いた」
「コロナ禍のオリンピックに見出すべき、尊い価値だなぁ」
「メダリストの言葉だからより説得力あるな良き」
といった声が上がっている。