栃木県と宇都宮市は21日、新たに42人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

宇都宮市の事業所で新たなクラスター1件が確認されています。

感染が確認されたのは、さくら市、那須塩原市、真岡市、小山市、栃木市、野木町、佐野市、鹿沼市、大田原市、下野市、宇都宮市、高根沢町などの10歳未満の小学生から80代の男女42人です。

宇都宮市内の建設業の事業所では21日までに職員合わせて7人の感染が判明したため市は県内77例目のクラスターと認定しました

市によりますと車での移動中など狭い空間での会話が原因のひとつとみられています。

県内の感染者は累計で7482人。現在の療養者は239人、重症者は8人、入院調整中は26人となっています。

このほか県はこれまでに感染が確認された県内の20代と30代の男女4人がインド由来の変異株、いわゆるデルタ株に感染したとみられると発表しました。

県のデルタ株の発表は46例となりました。

そのほか宇都宮市では市内の中小企業や宿泊事業者がパーティションやセルフレジの導入、施設の改装工事などを行った場合に県の補助金の対象に満たない経費を対象に市独自の補助を行うと発表しました。

対象となる品目は県の制度と同じで今年1月1日以降の購入が対象で、受付は7月26日からです。

日光市は新型コロナウイルスに感染し一時入院していた粉川昭一市長が7月26日から通常の公務に復帰すると発表しました。

ワクチンの無駄を出さないため佐野市は7月24日分のキャンセル対応に金子裕市長を登録したと発表しました。24日にキャンセルが出た場合、夕方に市長が接種を行う予定だということです。

近県の状況は埼玉県で381人の感染、茨城県で77人の感染、群馬県で35人の感染を発表しています。