希望高齢者への接種 7月中に完了へ 真岡市
新型コロナウイルスの高齢者のワクチン接種について真岡市では希望する65歳以上の市民全員の接種が7月中に完了する見通しであることを明らかにしました。
真岡市によりますと市内の65歳以上の高齢者はおよそ2万1,000人です。
このうち、およそ89パーセントにあたる1万8800人が7月14日までに1回目の接種を受け、さらに、およそ70%の1万4600人が2回目の接種を終えています。
真岡市では7月末までにさらにおよそ7万3千回分のワクチンを確保できる見通しで、高齢者の接種が完了するほか高齢者以外でも2回接種できる人が出てくる見込みです。
すでに50歳以上64歳以下のおよそ1万5千人に接種券を発送済で30歳から49歳が21日、12歳から29歳の市民には7月26日に接種券を発送します。
このほか、経済的な困窮を理由に生理用品を手にすることが難しい「生理の貧困」対策として市の防災備蓄品の更新に合わせて生理用品およそ3800枚を無償配布すると発表しました。
主な対象は市内の小中学校23校で保健室において児童や生徒に配布するほか、貧困問題に取り組むNPO団体や市のこども家庭課を通じて必要な人に配布する予定です。