安心して暮らせる社会づくりに役立ててもらおうと宇都宮市の企業が栃木県に車いすを寄贈しました。

車いす50台を寄贈したのは金属の加工や販売を手掛ける宇都宮市の植木鋼材です。

この日は取締役会長の植木政行さんと代表取締役を務める植木揚子さんが県庁を訪れ、福田富一知事に目録を手渡しました。

福田知事からは感謝状が贈られ「一度に50台も寄贈をいただくのは初めてで、光栄です」とお礼が伝えられました。

植木鋼材は創立から60年の節目に社会に恩返しをしようと、今回初めて車いすの寄贈を決めたといいます。

県によりますと、寄贈された車いすは特別支援学校や高校などで使用されるということです。

植木鋼材はこのほか、宇都宮市や県内の病院などに合わせて160台の車いすを寄贈するということです。