アフリカの国「レソト料理」 給食で味わう
アフリカのレソト王国のホストタウンとして登録されている高根沢町で19日、学校給食にレソト料理が登場しました。
レソトはアフリカ南部の人口およそ220万人の王国です。
当初の予定では陸上競技に出場する選手が町内で東京五輪の事前キャンプを行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となってしまいました。
町では子どもたちに少しでもレソトについて知ってもらおうと、町内8つの小中学校で給食にレソト料理を提供しました。
登場した「ブレディー」はヨーロッパの影響を受けたトマトベースの煮込み料理です。
現地ではラム肉にハーブを加えて煮込みますが、給食では子どもたちに親しみがある鶏肉を使いました。
社会科の授業でレソトの国や文化について調べ学習をしたという北高根沢中学校の3年生たちは初めての味を楽しんでいました。
レソトからは8月、北海道札幌市で行われる男子マラソンと女子マラソンに選手が1人ずつ出場する予定で、生徒たちはテレビを通して応援したいと話していました。