新型コロナウイルスについて、県と宇都宮市は16日、新たに新たに26人の感染を発表しました。

感染が確認されたのは宇都宮市、小山市、大田原市、真岡市、栃木市、那須町、鹿沼市、日光市、野木町などの未就学児から70代までの男女26人です。

このうち、宇都宮市で感染が分かった40代男性について県は、宇都宮市・上三川町選挙区選出で民主市民クラブの斉藤 孝明県議会議員と発表しました。斉藤議員は14日、38度の発熱があり、その2日前以降に議事堂への登庁や他の議員や県職員との接触はないということです

県内の感染者は累計で7,337人となりました。現在の療養者は188人このうち、重症は10人。入院調整中は15人です。

その他の関連情報です。新型コロナウイルスのワクチンの国からの供給が不足し自治体の接種に影響が出ていることについて

大田原市の津久井 富雄市長は、16日の定例会見で国の目標を受けて、11月末としてきた希望者への接種完了は難しいとの見解を示しました。

市は集団接種について9月以降の予約を取りやめていて、担当者は「非常にやるせない」とコメントしています。

栃木市や下野市などは、来年(2022年)の「いちご一会とちぎ国体」のリハーサル大会として、8月に開催を予定していたハンドボールの全国大会を中止にすると発表しました。「デルタ株」の感染者が増加傾向にあり、感染拡大のリスクが以前より高まっていることなどを理由に挙げています。

近県の状況です。埼玉県で1人の死亡と290人の感染、茨城県で60人の感染、群馬県で11人の感染を確認しています。